たらさいと
視聴中のアニメの感想を中心にあれこれとマイペースにつぶやくブログ。ツイート以上、レビュー未満。
アニメ感想 『プリンセス・プリンシパル』#06「case18 Rouge Morgue」
時系列の通し番号が一気に「case18」まで…
全13話をシャッフルする構成かと思っていましたが、欠番もあるようですね(こちらによると全13話ではなく12話のようですし)
前回のような派手な活劇は無く、一転して陰鬱で残酷な…
切なさの点では合わせ鏡のようなプロットなのに後味が全く違うのは、ちせの加入回だった前回のストーリーには曲がりなりにも“前進”の要素があったからでしょう。
何も得るものが無かったとまでは言いませんが(少なくともドロシーベアトリスの距離は接近^^)、あまりに救いの無い無情な幕切れ…

DV親父には同情の余地を一切感じません(キッパリ)
でも、直接の命取りになったのが私利私欲だったなら「自業自得」で済む話なのに、デイジー(だった頃のドロシー)との絆を取り戻したいという父親らしい感情のせいでモルグへ一直線…この皮肉がやりきれません。

悲報がドロシーに届くのかを明瞭に描かないことが優しさなのかどうか判りませんが、打ちのめされる姿も再び失望する姿も見ずに済んだことには救われたかも知れません。メンタル脆弱なので;;

いずれ巡って来る「case19」以降のエピソードでドロシーがどんな表情をしているのかを見るのも怖いですが、それ以上に怖さを感じたのが今回特に強調されていた気がするドロシーの“弱さ”です。
アンジェ&ちせの超人組よりも元一般人のベアトリスに寄り添う立ち位置と、スパイには不釣り合いな優しさ。今回の件もノルマンディー公側に存在を察知される危険と紙一重でしたし(ガゼルが「娘」の一言を忘れてくれますように!)、とにかく危うさを感じてしまうんですが…


関連サイト
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト

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2017/08/22(火) 07:33:13 | Wisp-Blog