物語のターニングポイントとなるであろう重要回でした。
元プリンセスのアンジェと、スリだったプリンセス。二人の入れ替わりという「嘘」から始まって今のそれぞれの立場がある、ということに得心の行く種明かしでした。
チェンジリング作戦の皮肉さが時間差で効いてきますね。
アンジェの多才さと、プリンセスのしたたかさの背景。
これまでとは見る目がガラッと変わる劇的な“告白”を、お伽話のオブラートに包んで静かに視聴者にだけ明かす…というのがまた効果的ですよね。
作中では大事件が起きるでもなく淡々と…と言っても、ノルマンディー公サイドとは今回も際どくニアミス。いつ尻尾をつかまれるかとヒヤヒヤします;
「case18」よりも後の話ということでドロシーの様子が気になりましたが、目に見える変化は無かったような。
あえて言うなら、ベアトリスとの距離がまた一段と(^^)
以下余談で今回のサブタイトル。最初見た時はお国柄もあって切り裂きジャックを連想しました(^^;)
「dipper」はスリを指すようなので、それなら「ripper」は王女?と思いましたが、「&」で並列されているわけではないので形容詞で調べたところ、オーストラリアの俗語ですが「素晴らしい」という意味で使われるようです。つまり、「素晴らしいスリ」。
血の滲むような努力を重ねてプリンセスになったスリの少女への敬意と称賛を込めたタイトル、ということで納得です(^^)
関連サイト
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト
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