第4話のサブタイトルは「妹達(シスターズ)」でしたが、今回の「姉妹」は特殊ルビ無しですね。つまり、科学者につけられた通り名ではなく本当の意味で“姉妹”の絆が芽生えた…ということでしょうか(^^)
バトルに関して言えば「立ち上がった上条さんの鉄拳が一方通行の顔面に食い込む」という決着はもちろん『禁書目録』と同じ。
でもそこに美琴の「妹だから」の一言と、一方通行の走馬灯めいた回想が加わって、全体的にドラマチックな演出がされていたな~という印象ですね。上条さんのパンチが決まるまでの“溜め”も凄かったですし(^^)
『禁書目録』の倍以上の長さで描かれた『超電磁砲』のシスターズ編の決着に相応しい余韻…
“燃え”の要素は前回の話に集約されていたと思いますし、今回の話は戦闘パートも含めて丸ごとエピローグと呼べる内容だったんじゃないかと感じています。上手く言葉にできませんけど;
そしてBパート。美琴サイドの後日譚ですね。
『禁書目録』では描かれなかった“上条さんが意識を失っている間の出来事”が見れるかもと少し期待していたんですが、その辺りの描写はばっさりカット。実験中止の経緯が御坂妹の口から説明された『禁書目録』の方が詳しいくらいでしたね(^^;)
でも、公園での“御坂姉妹”のやりとりには和んだし心も温まりました。コメディパートのミサカは本当にいい味出しますw
『禁書目録』ではデパ地下のクッキーを持って来るだけだった美琴が後日(上条さんの“リクエスト”に応えて)お手製クッキーを作って来ていた…という微笑ましいエピソードにもニヨニヨ。乙女ですね~(^^)
結局まぁ渡せてないんですけど…(^^;)
あの黒子を驚愕させた「今まで見たことのない顔」は一体どんな表情だったのか…
上条さんに「御坂」と呼ばれた直後の赤面と、詰め寄る黒子を押しとどめた時の少し上ずった声を考え併せると…にやけ顔を想像しちゃいますねぇ(踊ってるフレンダみたいにフニャフニャなw)
あるいは、ぽぉっとなってる感じの“恋する乙女”の顔とか(^^)
日常に戻った美琴が駆けて行くのを見送りながら…というEDの入りも素晴らしいですね~
最後にゲコ太バッジを引き当てたのは美琴だと最初勘違いしてしまいましたが、ゴーグル本体を正面から映さないのは意図的な演出…?
いずれにしても、救いのある幕切れで良かったです(唯一の気懸かりは布束さんの安否…)
「とある科学の超電磁砲Sisters End」ということで、「Sisters」編は終了ですが『超電磁砲S』はまだ続くわけで…(^^)
次なる敵は第1話で鮮烈な印象を残したきり登場してない食蜂さんかと思いきや、次回はどうやら日常回のようですね(それもアニメオリジナルだとか)
何やら予告にフレンダが映ってましたが…え?(^^;)
関連サイト
『とある科学の超電磁砲S<レールガン>』公式サイト(音声注意)
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